4/30 台北〜ヤンゴン
早起きしてバスで再び空港へ。昨晩は冷房が強すぎて何度も目が覚めた。
空港では利用税を取られた。あとで聞いた話だと24時間以内の乗り換えなので必要ないらしいが…。
飛行機はほぼ満員だった。こりゃ帰りのリコンファームはしたほうがいいのかなあ。
飛行機ではとなりのミャンマー人のおばちゃんに話しかけられた。アメリカに住んでいるそうで、沖縄にも来たことがあるらしい。
窓の外を見て「雲に乗れちゃいそう♡」とか、かわいいことを言っていた。
ヤンゴンの空港は新しくてかなりきれいで意外だった。台北や成田より全然きれい。
入国審査ではどこに泊まるかしつこく聞かれた。ビザをとるときも社員証の写しや日程表の提出が必要でめんどくさかったが、ここ最近の傾向らしい。
入国審査ではどこに泊まるかしつこく聞かれた。ビザをとるときも社員証の写しや日程表の提出が必要でめんどくさかったが、ここ最近の傾向らしい。
ふと外の方を見るとロンジーとサンダルという出で立ちのおっちゃんがたくさん立っていて、ミャンマーに来たんだなあと実感した。
空港からはタクシーで町に向かったのだが、道も広かったしショッピングモールもあったりして、意外と発展しているなあと感じたのだが…。
タクシーの運転手は地理や観光名所についていろいろ教えてくれた。
両替の話になったので、両替屋に連れて行かれるのかと警戒したが、ふつうに「ここのマーケットがいいよ〜」と教えてくれた。
いい人みたいだ。
ヤンゴンではホワイトハウスホテルという所に泊まった。最上階の川が見える部屋を取った。日本人はプレミア感に弱いね〜。しかし、冷房がないので昼を過ぎると暑すぎます…。しかも7階くらいにあるのに、階段しかないので部屋まで行くのは修行のよう。
まずは両替をするためにアウンサン・マーケットへ向かう。
ここミャンマーはで両替はホテルや店でしかできなくて、しかも両替できるのは米ドル現金オンリーという、旅行者にはありがたくない国なんだ。
執拗な暑さの中歩き出すが、最初の印象と違って、道は崩れて汚くてゴミゴミしているし、人は多いし、インドみたいな印象だ。
マーケットをうろついていると早速、あやしい日本語で両替をもちかけられる。
レートを聞くと1ドル=980チャットとのこと。
ガイド本を見ると1150~1250チャットが相場とのことだったので、他を当たることにした。
何人かに聞いてみたが、ここ最近ドル安が進行したようで、1ドル=1050チャットが最高だった。この国は年中インフレじゃなかったのか??
そして米ドル紙幣の種類によってレートが違うらしく、50ドル紙幣だと1030チャットが最高だった。
ちなみに100ドル札だと1050チャット。
釣り銭がなるべくでないように、予め細かい紙幣で用意してきたのに裏目に出てしまったようだ。
ミャンマーでは1000チャット紙幣(=約1$)が最高額なので、100ドル両替しただけで、財布がぱんぱんに膨れ上がった。
というか入りきらないので、しょうがなく一部は鞄の中へ…。
しばらく歩いているとまた「何を探してマスカ〜」と声をかけられた。
「私の名前はキヨハラです。日本語を勉強しています。」
おれは旅行前にいくつか他の人の旅行記をブログで読んでいたんだけど、その中で、このマーケットでキヨハラ(和名)に案内してもらった話を思い出した。ブログの日付は2年前だったのに、今回全く同じ展開になって爆笑しそうになった。
おれは笑いをこらえながら、コーラを飲める場所を案内してもらった。
缶コーラ1000チャット(=100円)!高い!
近所のマルエツで買ったほうが安いじゃん。
あとで気づいたのだがミャンマーの食品はほとんどタイか中国からの輸入みたいで割高になっちゃうみたいだ。その代わりStar Colaというご当地コーラっぽいのがあって、これはビン詰めで国産なのか安い。
この時点でバガンのほかにどこを旅行するのか決めていなかったのだが、キヨハラくんからはインレー湖に行くことをお勧めされた。涼しいしきれいなところらしいので行ってみようかな。
あとマーケットではインド系の両替商が主に欧米人を良いレートで引きつけておいて、だまし取るという手口が頻発している、と教えてくれた。これは本当みたいで、あとで会った日本人もこれにだまされたらしい。
キヨハラくんからは中華街で生ビールが飲めるよ〜と教わったので、中華街をうろついていたのだが、どの店かよくわからん。しょうがないのでその辺の屋台で食べることにした。
麺がおいてある屋台だったので、焼きそばかな〜と思って頼んだら、タレとまぜてハイ出来上がり!店の人が素手で麺つかんでいて不安だったけど、その後、胃腸に問題はなかった。なんとなく自信がついたぞ。
しばらく休んでスーレー・パヤーという町の真ん中にある仏塔まで歩いてみた。
スーレーパヤーの中を歩いていると係員に呼び止められ外国人料金2ドルを徴収された。キヨハラにはおれがミャンマー人に見えるから外国人料金は払わなくてすむかもよ〜と、お世辞?を言われたのにダメだったか…。
夜になって涼しくなったし、ここは静かなのでしばらく座ってのんびりしていた。こんな時間でも熱心に祈っている人が多くて感心した。が、仏像の後光が発光ダイオードになっていて、パチンコ屋のように点滅していてびっくり…。日本のシブい仏像とは対極だね。
ラベル: ミャンマー

