2009/01/17

9/22 カトマンズ〜帰国


きょうは13時ころ飛行機で帰国するので、付近を散策することにした。

この辺は土産物屋がたくさんあるのだが、あまり心引かれるお土産がなかったので、結局、手頃なマニ車と旗(タルチョ)を買った。

  
チベット仏教の寺院がたくさんあるので、いくつか見てみた。最近できたものなので、コンクリート製なのだが、中では僧侶がお経を読んだりしていた。しかし、ツアー客が大挙していて、僧侶がいるのにかまわず写真を撮ったりしているのはどうかと思った。

その後、タクシーでトリプバン空港へ。空港はすぐ近くのつもりだったのだが、道が混んでいたので意外に時間がかかり、出発一時間ちょい前に到着。空港の職員に遅いぞー!と言われ、せかされて出国。空港利用税を払うのに結構待つので、ご利用の際はご注意を。

すごいせかされた割には待たされて、ようやく搭乗。タラップまで歩いていくのだが、乗る直前で男女別に分かれて、ボディーチェック。厳重だね。

飛行機ではとなりの席に座った日本人といろいろ話した。
ネパールは3回目なのだが、10万円近いマンダラをお買い上げとのこと。思い切ったね。
彼も働いているのだが、長い休みって取りにくいよねーと愚痴っていた。

バンコクで6時間くらい乗り換え待ち。
タイバーツが余っていたので、空港では一杯食べるぞーと思っていたら、物価が日本と同じで、麺類とビールでほぼ一文無しに…。
Prayer roomが空いていたので仮眠しようとしたけど、ちょっと気が引けた。

しょうがないので土産物屋も一通り回って暇そうにしていると、空港利用についてのアンケートに協力させられた。質問項目が多い上に、英語で聞かれるので途中でしんどくなってきた。
ようやくアンケートが終了し「無料で飲み物は欲しくない?」と聞かれたので、ラッキーと思ってついていったら、冷水機を紹介された…。

無事日本に到着。
次回はぜひ冬の天気がいい日にエベレストを見に行きたい。
20日くらい休まないと行けないけど。

(後日談)
トレッキング中に歯が痛くなったので、歩くときの衝撃が歯に来たのかなーと思っていたけど、帰国してからも治らず。どうやら親知らずが痛みだしたらしい。
疲れがたまっていると親知らずが痛むそうで、知り合いの歯医者からは「仕事忙しいんじゃないの?」と心配されたのだが…。
どうやら、休暇に忙しかったようで。

しかし、ネパールで歯医者にかからなくて良かった。

 

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9/21 カトマンズ

早朝、隣のお寺からお経が聞こえてきて目覚めた。楽器をならしながら唱えるので、にぎやかで迫力があった。
が、すぐ寝た。

ようやく起床して鏡を見てびっくり。日焼けがひどい…。
トレッキング前半はあんまり日焼け止め塗ってなかったからかなあ。

朝食はボダナートが見えるテラスの店で。
ここも他にほとんど客がいないのが良い。

今日は一日ゆるーく観光をする予定で、まずはパシュパティナートとという火葬場に行くことにした。
せっかくなので歩いて行ってみることにした。
途中、田んぼの間や住宅街を通って20分くらいで到着。

広い公園みたいになっているので、しばらく散策したあと金を払って入場。
するとネパール人が勝手に寄ってきて説明を始めた。
たぶんあとで金をせびられそうだから、途中で撒こうかと思ったが、がんばって説明してくれるのでついつい最後まできいてしまった。
で、ひととおり説明してくれたあと、やっぱりガイド料を請求されたので、値切って支払っておいた。

いろいろ説明してくれた中で意外だったのは、カトマンズにいる仏教徒もここで火葬されるらしい。
あとヒンドゥー教のメジャーな聖地なので、ここを巡礼する人の多くはインド人だそうな。
どこまで、ほんとか分からないけど…。
あとサドゥという修行者がいっぱいいんだけど、女のサドゥも何人かいた。

むかしインドのバラナシにも行ったんだけど、バラナシみたいに混沌としていないし、人も少ない。
そして川幅が狭い。想像の1/5くらい。
火葬場は川の対岸からなら撮ってもいいらしい。
しかし、対岸でも光学5倍ズームとかで撮れば、火葬場の横で撮るのと変わんないような気がするが…。

人の体を薪で焼くのは時間がかかるようで、火葬係の人が木の棒で燃えている遺体を木で崩していたのが印象的だった。
寺の横のでかいテントでヒンドゥー教の講演会をやっていたのだが、聴衆の多さにちょっと感動した。


ここからカトマンズ中心部までタクシーで行くことにしたのだが、えらい渋滞だ。
先の方が通行止めになっているらしく、途中でおろされた。

ダルバール広場の方に向かっていたのだが、車が通行止めで歩行者天国みたいになっていた。
交差点で火が燃やされたりしていて、はじめはなんかの祭りか?と思ったが、なぜかタイヤも燃やされていた。くさっ。
あとできいた話だとストライキらしい。

このへんは彫刻が施された古い家や集まっているのだが、家なんかは傷みが激しく、傾いてつっかえ棒がしてあったりした。

ダルバール広場にもたくさんの人が詰めかけていて、気勢を上げたりしていた。
警察もたくさん集まって来ていたのだが、何もせず寺院の階段に腰掛けていた。
ここは古い見事な寺院が建ち並んでいるんだけど、さすがに何か解説があった方が良かったかな。


その後町をうろうろしたあと、ミニバスでボダナートに帰ることにした。このバスがえらい満員で傾いていた。

夕方頃だったので付近にすんでいる人たちが仏塔の周りをくるくる回っていた。せっかくなので自分も何回か回ったあと、仏塔の入り口で僧侶が読経するのをぼーっと聞いていた。
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2009/01/11

9/20 シャブルベシ〜カトマンズ

バスは7:30発で時間があったので、宿の夫婦に頼まれて写真を撮ってあげることになった。
お父さんはわざわざきれい目のシャツに着替えてくるという気合いの入れようだった。
日本に帰ったら現像して送ると約束した。
約束通り帰国して1ヶ月後に送ったんだけど、ちゃんと着いているだろうか…。

またくるよ〜と約束して宿の中年夫婦ともお別れ。
実際、また時間があれば行きたい。天気のいい季節にもっと谷の奥まで。

そしてバス出発。
あいかわらず舗装されていない道路なので遅い。
シャブルベシからはつづら折りになった山の斜面を登っていくのだが、途中「パン」という音とともに女性の悲鳴が…。
どうやらパンクしたらしい。
あの過積載だから無理もないか。

しかし、何事もなかったようにすすむバス。大丈夫か…。

1時間ほどしてドゥンチェに到着。ここでタイヤの交換。なぜか前の席に座っていた兄ちゃんが手際よく交換していた。客なのか…?

タイヤを交換してドゥンチェを出てすぐ検問があった。外国人はノーチェックだったけど、バスの下とかも念入りに調べられていた。行きは検問はなかったから、入鉄砲と出女、ということなのだろうか…。まあ、出女のチェックはなかったけど。

帰りもあいかわらず、道が寸断されていて歩かされた。寸断箇所が2カ所に増えていたので、合計1時間くらい歩かされ、3台のバスを乗り継いだ。登山中の雨で流されたのかな。しかも、道を激しく濁流が流れていたので、サンダルは泥だらけ。写真を取る気力もおきませんでした。

昼飯は行きと同様、ダルバートだった。今回はバリエーション豊富で、いろんな種類をおかわりできたし結構うまかった。
マトンカレーもあったな。
バスに乗り込もうとしたら、屋根の上にヤギが乗っていて、びっくり。
不安そうにきょろきょろしていたけど、雨も降っていたし、足下も不安定だし、無理もないか。

バスにはガイド一人と欧米の男女二人のグループが乗っていた。
このふたりはカップルでもなさそうで、謎だ。
男の方は好奇心旺盛なのか落ち着きがないのか、屋根の上に乗ったり町をうろついたりしていた。

バスは行ったん盆地まで降りたあと、カトマンズに向けて山を登りだすのだが、この途中で遠くの方にヒマラヤの山々が見えた。夕陽を浴びてきれいだった。登るタイミングが数日早かったかなーと悔やまれる。



途中の町で休憩。個人的には休憩はいいから先にすすんでほしいのだが。
この町はコカ・コーラとコラボっているのか、看板がコーラの真っ赤な看板で埋め尽くされていた。

カトマンズに近づくと完全に真っ暗になったが、すれ違う車も多くなった。
その度に山道でバックしたりして、落ちないか怖かった。

19:00頃、カトマンズ到着。
泊まるところはカトマンズの中心部をさけて、ボダナートにした。
タクシーで移動したけど、あいかわらず渋滞でみるみるうちにメーターが…。
環状線みたいなところを通ったのだが、この辺はショッピングモールや映画館もあって近代的だ。

ボダナートは開いている店も少なくて真っ暗。
暗闇の中なんとかペマ・ゲストハウスというところを見つけて泊まることにした。
隣が寺だし、部屋も大きくていい感じだ。


晩飯は迷ったあげく、チベット風にゅうめん?を食べた。
お腹に優しい感じでだったけど、なんか物足りない。ちょっと醤油味がほしい気がした…。
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