9/22 ルアンパバーン〜ノンキャウ
きょうはメコン川の上流にあるノーンキャウに船で行くことにした。当初は謎の巨大石つぼで有名(?)なジャール平原(ポーンサワン)というとこに行く予定だったが、ルアンパバーンからの飛行機が運休のため片道8時間かかるバスで一往復するしかなく、そんな気力もなかったのでやめた。
船着き場で聞いたところ、ノーンキャウゆきは9時出発とのこと。
チケットを買って待っていると船頭に声をかけられ、船まで移動したのだが…。
船は船着き場ではなく、草むらをかき分けた適当なところから乗船。
出発したのはなんと8:50!
乗客はほかにドイツ人がひとり。ラオスのおばちゃんも乗っていたが、客じゃなくて船頭の奥さまでした…。このおばちゃんは別に船を手伝うでもなく、旦那とご飯食べたり雑談したりしていた。
ルアンパバーンでは毎年ボートレースが開催されるみたいで、川沿いの村ではよく練習していた。
よく見かけた魚を捕まえるワナ。魚がかごに入るとふたが下りて閉じ込められる仕組み、だと思う。
きのう行ったパクウー村でメコン川に別れを告げ、支流ナムウー川に入る。これは分岐点にある強大な石の壁。写真だとよくわからないけど、相当でかいです。
今回の船旅で唯一くぐった橋。
ナムウー川は川幅が狭まり、川の流れも急。ところどころ鳴門のうず潮みたいになっている。船は流れの遅いところを探しながら進む。船だけ借りられれば自分で運転できるんじゃないかと思っていたが、ここを運転するのは無理だと思った。
川べりでよく遊んでいるこどもがいたけど、みんな明るくていい感じ。
青年たちもノリノリ。というか、その船、大丈夫か?
途中、奥さんが尿意をもよおしたようで、適当な川辺でトイレ休憩。と思ったら、茂みの中から、きばる声が聞こえてきた…。
その後、川辺から写真を撮ったりしていると、船頭が川で泳ぎ出した。
それを見てドイツ人もテンションが上がってきたのか、飛び込んだ。続いて自分も…。
川は岸から離れると急に深くなり、流速も速くなって、一瞬ひやっとした。
切り立った崖などここからの景色はすばらしく、他に誰もいないし本当に気持ち良かった。
ナムウー川クルーズの際はぜひナムウーダイビングもお勧め!
【注意】ちなみにこの一週間後、高熱が下がらず肝炎と診断され最終的に入院しました。たぶん関係ないけど、念のため…。
とある川べりの船着き場。右の船はたぶん学生たち。
途中で船が引き返し出したので、何かと思えば途中の村に立ち寄り、村人が5人くらい乗ってきた。村人が合図をして止めたのか、予め連絡が行っていたのか分からないが、なんともアバウト。
この辺からは切り立った崖が連続して、迫力のあるすばらしい景色。
乗客はノーンキャウまで行かず、途中の村で下りて行った。
客が降りてほっとしたのか、船頭の奥さんがハンモックを船に引っ掛けて、昼寝を始めた。うーん、何とも自由。
牛。
水牛。そういえばパクウー村の店ではバッファローステーキというメニューがあったな。うまいのかな。ほかに豚とかヤギも川べりをうろうろしていた。
川で遊ぶこども。めちゃ楽しそう。
ボートが近づくと全力で寄ってきてアピール!
ノーンキャウまで少しのところでエンジントラブル発生で船が止まった。
船頭がエンジン周辺をいろいろいじるがなかなか直らない…。
夕方近かったのでどうなるのかとひやっとしたが、なんとか動き出し、出発。
ノーンキャウには7時間で到着。陸に上がると意外に暑い。
汗だくになりながら、川沿いのコテージのあるサンセットゲストハウスにたどり着いた。
日が沈みかけるとけっこう涼しくなったので、夕日と川を見ながらぼーっとしていた。
村がちょうど谷間にあるので、鳥のさえずりやこどもの笑い声が反響して、とっても平和な雰囲気がながれていた。
ラベル: ラオス

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