2010/11/28

9/25 帰国

今日は帰国の日。
町をプラプラしながら織物やストラップになりそうな小物を購入。


これは町中にあった市場。


プーシーの丘の登り口にあるお寺。修復のために寄付を募っていたので、自分も少し貢献しといた。記帳を見るとけっこうタイからの観光客が多かった。


以前に他の旅行者に勧められたスイカシェイクを試してみた。
変わった食感で確かにうまい。

お昼頃出国。出国もかなりいい加減でイミグレーションを素通りしそうになった。
いよいよラオスともお別れ。
空から見ると山ばっかりだけど、意外に斜面に畑が多いとも感じた。


そしてハノイで9時間のトランジット。本を読んだりして時間をつぶそうとしたけど、ヒマすぎて地獄のようだったぜ。
次回は絶対バンコク経由だな。

ラオスでは会社用に適当な土産が売ってなかったので、ハノイの空港で安いチョコレートを買ったのだが…。
会社に持って行ったら、同じ時期にベトナムを旅行した女性の同僚がいて、まったく同じのを買ってきていた…。一緒に行ってきたみたいでなんとなく気まずい。


無事到着。日本上空はお天気で飛行機がちょうど日本列島の上を飛んでいたので地上の様子がGoogle mapみたいによく見えた。まあ、google mapのほうが奇麗だけどな。飛行機は何度も乗ったけどこんなによく見れたのは初めて。

今回のラオス旅行ものんびりできて楽しかった。特にウー川の船旅とノンキャウの日暮れはすばらしい体験でした。また行ってみたいね。

(写真はほかの旅行者が持っていたラオスの解熱剤? かなり効くらしい。)

【後日談】
帰国3日後から発熱し風邪と診断された。しかし、5日間熱が下がらずめちゃめちゃダルいので、他の医者に行ったところ血液検査をされたが原因不明。手足に湿疹が出来たのでラオスでヤバい病気にかかってしまったのかと凹んだ。しかし、そうこうしているうちに熱が下がってきたので結果オーライで会社にも出勤し、友人の結婚式にも出席。

しかし、1週間してもう一度、念のため血液検査をしたところ今までに見たこともない異常値が…。結局、伝染性単核球症と診断されて入院するハメになった。この病気はEBウイルスの感染によるものでほとんどの人は幼少期に感染するのだが、はしかみたいに大人になってから発症すると重症になって肝炎をおこす、らしい。俺のように…。うっ、結婚式でふつうに酒飲んでしまった…。

しかし、ほとんど自覚症状がないくらい快復してからの入院だったので(主治医に「元気そうだけど無理しないでね」と言われた)、とにかくヒマ。せめて高熱が出ていたときに入院したかった。特に消灯が9時なのだが、体が元気なのに加え、寝る前に飲む薬の副作用で気分が高揚してしまうせいで、深夜0時までまったく寝られずキツかった。まあ最後の方は仕事しなくていいし、好きなだけ寝られるので居心地がよくなっていたが…。

結局、入院一週間で値も戻って退院できたが、ずっと寝ていたので足の筋肉が衰えてプニャプニャになっててビビった。

会社ではおれがラオスで感染したことになっていたが、潜伏期間が30−40日くらいなのでラオスで感染したんじゃなさそう。しかし、典型的な症状をは違っていたので(最初の血液検査で異常がなかった)、ひょっとしたらラオスのウイルスはひと味違っていただけかも…。何はともあれラオスで発症しなくて良かった!

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2010/11/16

9/24 ルアンパバーンへ

きょうは船に乗ってルアンパバーンに帰る日。
朝食はお粥。味付けがココナッツミルクで想像とかなり違った。ちょっとあますぎで口に合わなかったかな…。


船着き場に行くと行きに乗った船の船頭に再会。
米袋を持ってうろうろしていたら破れてしまったようで、必死にかき集めていた。

帰りの船は人数によって値段が変わるらしい。ちなみに行きの船は定額。
同じ船が往復しているはずなのに行き帰りで料金体系が違うのって…。
なんとか十人集まり出発!
行きと異なり欧米人の客が多くて意外だった。
帰ってきてから知ったのだが、ラオスはニューズウィークで「行っておくべき場所ランキング」の1位に選ばれているそうで、納得。


帰りは川を下るので、進むのが早く船旅を楽しむ感じではなかったが、急流もがんがん進むので、水が飛び散ってきて楽しかった。
途中、トイレ休憩のリクエストがあり適当な岸辺て休憩。
ここで水泳大会が始まるのかと思いきや、泳いでいたのは一人だけだった。


ルアンパバーンでは以前と同じ宿に泊まった。
写真は印象に残った南国チックな寺。


朝食のおかゆが腹にたまったのか食欲があまりなく、夕飯は川べりのレストランできしめんみたいなのを食べた。
今思えばこのときくらいから体調が悪かったのかも…。
ルアンパバーンから川の反対側に渡る渡し船を観察していたが、
普通の船を2艘つないだ構造になっていて車も運べる。
しかもかなり手際がよく、頻繁に往復していた。川の向こうには何があるのだろう。


その後ナイトマーケットを散策。焼き鳥や惣菜の屋台がでていてかなりそそられた。
次回来たときはこの辺も食べ歩いてみたいね。

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2010/11/07

9/23 ノンキャウ滞在


朝ニワトリの鳴き声で目が覚める。外はかなりモヤがかかっていて幻想的だ。朝食を食べているとフランス人カップルがやってきて、宿のおじさんが流暢なフランス語で会話していて驚いた。


きょうは自転車を借りて洞窟に行ってみることにした。

名物ラオス地鶏。その辺歩き回っているのだが、誰が飼っているのか分かるのかな?


途中、こどもに会うと手を振ってくれるし、普通の村村の様子を知ることができて良かった。ほとんどの村にバラボラアンテナがあるのは意外だった。


川がない場合は木にぶら下がって遊ぶみたい…。


道を間違ったみたいで15分のはずが40分たっても洞窟につかないので、あきらめてもどった。帰り道、ペダルが壊れた。気合で漕いでもどったが、日も上がっていたので暑くてたまらん。 


シャワーを浴びて休んだあと、昼飯。このとき雨も降りだしてなかなか風情があった。トマトスープ麺を食べていたら、欧米人の旅行者に店員とまちがわれた。結局、料金が高いと言っていってしまった、宿のおじさん苦笑い。この宿は工事中でバンガローしか空いてないみたいだ。静かで眺めも良くて素晴らしいと思うんだけどね。



方近くになったので、船着場まで歩いてみた。船着き場には明日乗る人の表があって、そこに書き込むみたいだ。全然聞いてないけどね。バスも三便あってここからバス乗り場まで連れていってくれるらしい。ここの表示はめずらしく親切。

村の店先ではみんな談笑していていい雰囲気だ。ちまきやソーセージの屋台みたいなのもあって気になった。


道路のどまん中でくつろぐ犬。ラオスは犬が多いけどおとなしい。


川の反対側から宿を取ったところ。左下のバンガローに滞在してました。


川の両岸に村があって、わりと大きい橋で結ばれている。これは橋からウー川の上流を撮ったところ。この上流に一時間行ったムアンゴイという村がもっといいところだと、きのうのドイツ人は言っていた。


川では野菜洗ったり、洗濯したり、水浴びしたり…。


きょうも夕日を見ながら感傷にひたる。3年前に行ったコーン島もよかったけど、ノーンキャウもすばらしい。また来たい。



宿にもどって夕食。出来上がるのを待ってると、やや年上の娘?がバイクで帰ってきて、なぜか俺にちまきをくれた。見た目は日本のちまきなんだけど、ココナッツ味だ。夕食は鶏肉のラープ(ひき肉とライム、ミントを炒めたもの)を所望した。量もどっさりでかなり旨い。世界で一番旨い食べ物かも。


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2010/11/06

9/22 ルアンパバーン〜ノンキャウ


きょうはメコン川の上流にあるノーンキャウに船で行くことにした。当初は謎の巨大石つぼで有名(?)なジャール平原(ポーンサワン)というとこに行く予定だったが、ルアンパバーンからの飛行機が運休のため片道8時間かかるバスで一往復するしかなく、そんな気力もなかったのでやめた。

船着き場で聞いたところ、ノーンキャウゆきは9時出発とのこと。
チケットを買って待っていると船頭に声をかけられ、船まで移動したのだが…。
船は船着き場ではなく、草むらをかき分けた適当なところから乗船。
出発したのはなんと8:50!

乗客はほかにドイツ人がひとり。ラオスのおばちゃんも乗っていたが、客じゃなくて船頭の奥さまでした…。このおばちゃんは別に船を手伝うでもなく、旦那とご飯食べたり雑談したりしていた。


ルアンパバーンでは毎年ボートレースが開催されるみたいで、川沿いの村ではよく練習していた。


よく見かけた魚を捕まえるワナ。魚がかごに入るとふたが下りて閉じ込められる仕組み、だと思う。



きのう行ったパクウー村でメコン川に別れを告げ、支流ナムウー川に入る。これは分岐点にある強大な石の壁。写真だとよくわからないけど、相当でかいです。


今回の船旅で唯一くぐった橋。



ナムウー川は川幅が狭まり、川の流れも急。ところどころ鳴門のうず潮みたいになっている。船は流れの遅いところを探しながら進む。船だけ借りられれば自分で運転できるんじゃないかと思っていたが、ここを運転するのは無理だと思った。


川べりでよく遊んでいるこどもがいたけど、みんな明るくていい感じ。


青年たちもノリノリ。というか、その船、大丈夫か?


途中、奥さんが尿意をもよおしたようで、適当な川辺でトイレ休憩。と思ったら、茂みの中から、きばる声が聞こえてきた…。
その後、川辺から写真を撮ったりしていると、船頭が川で泳ぎ出した。
それを見てドイツ人もテンションが上がってきたのか、飛び込んだ。続いて自分も…。

川は岸から離れると急に深くなり、流速も速くなって、一瞬ひやっとした。
切り立った崖などここからの景色はすばらしく、他に誰もいないし本当に気持ち良かった。
ナムウー川クルーズの際はぜひナムウーダイビングもお勧め!

【注意】ちなみにこの一週間後、高熱が下がらず肝炎と診断され最終的に入院しました。たぶん関係ないけど、念のため…。


とある川べりの船着き場。右の船はたぶん学生たち。

途中で船が引き返し出したので、何かと思えば途中の村に立ち寄り、村人が5人くらい乗ってきた。村人が合図をして止めたのか、予め連絡が行っていたのか分からないが、なんともアバウト。


この辺からは切り立った崖が連続して、迫力のあるすばらしい景色。


乗客はノーンキャウまで行かず、途中の村で下りて行った。

客が降りてほっとしたのか、船頭の奥さんがハンモックを船に引っ掛けて、昼寝を始めた。うーん、何とも自由。

牛。

水牛。そういえばパクウー村の店ではバッファローステーキというメニューがあったな。うまいのかな。ほかに豚とかヤギも川べりをうろうろしていた。


川で遊ぶこども。めちゃ楽しそう。


ボートが近づくと全力で寄ってきてアピール!


ノーンキャウまで少しのところでエンジントラブル発生で船が止まった。
船頭がエンジン周辺をいろいろいじるがなかなか直らない…。
夕方近かったのでどうなるのかとひやっとしたが、なんとか動き出し、出発。


ノーンキャウには7時間で到着。陸に上がると意外に暑い。
汗だくになりながら、川沿いのコテージのあるサンセットゲストハウスにたどり着いた。

日が沈みかけるとけっこう涼しくなったので、夕日と川を見ながらぼーっとしていた。

村がちょうど谷間にあるので、鳥のさえずりやこどもの笑い声が反響して、とっても平和な雰囲気がながれていた。




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2010/11/03

9/21 ルアンパバーン 3日目

きょうはメコン川を2時間ほどさかのぼったところにあるパクウー洞窟に船をチャーターして行ってみた。船着き場でうろうろしていたら声をかけられて、適当な船に乗ったのだが、船頭のおじさんは愛想が良くていい人だった。


途中で給油。船が給油所になっていた。


途中、ラオスの米焼酎ラオラーオを作っている村に寄った。写真のような壷で発酵させるようだ。赤・白・濁りの三種類を試飲した。濁りは一度蒸してから寝かしたもので甘酸っぱくて旨い。あんまり持って帰れないので、これを一本だけ購入。村では軒先で機織りもしていて、綿の布を買った。


続いて洞窟へ。かなり混雑していたが思ったよりも小さい。中にはおびただしい数の仏像が置かれていた。サワンナケートから来た家族に声をかけられ、一緒に写真を撮ったりして楽しかった。


一万キップ追加して対岸のパクウー村へ。川べりの食堂で魚のグリルとラープを食べた。眺めは最高。ふと乗ってきた船に目を移すと船頭が船に溜まった水を必死に掻き出していた。これは見なかったことにした…。


ラオスでは餅米を食べるのだが、ここで出てきた米は日本の古代米みたいな赤米だった。これはめでたい。魚のグリルは切り身で味付けが平凡でいまいち。


その後むらをちょっと歩いた。道ばたにバナナが生い茂り、お寺に入ると坊主が昼寝していたりでいい感じだった。帰りは早くて一時間くらいで着いた。




宿に戻り一休みしたあと、近所を散策。観光用に改装されているせいかもしれないが、フランス・ラオス折衷みたいな家が建ち並んでいて、どれも個性的で見ていて楽しかった。


夕食はシンダート。炭火の上にジンギスカン鍋を乗っけてへこんでる部分にスープを入れることで、鍋と焼肉をいっぺんにできる画期的な料理。シーフードセットを頼んでから、ラオスに海がないことに気づいたのだが…。出て来たのは、イカ、カニカマ、すり身?だった。日本では山村に行くと、刺身や魚介類でもてなされると聞くが、ラオスでもそうなのだろうか…。焼き肉はみそ誰で食べるのがおいしかった。観光客も地元民も集まっていて満員で、ここでも誕生日会をしていた。


そのあとナイトマーケットでタイズボンや上着なんかを買った。Oさんとは明日はタイに行くそうなのでここでお別れ。



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