2009/08/19

5/5 インレー湖

きょうはボートを借りて、インレー湖巡りをする予定。ボートは一隻$15で、他の日本人一人と共有だった。宿に長髪でD&Gと書いた帽子をかぶった兄ちゃんが迎えにきた。彼がボートを出してくれるらしい。

出発してしばらくは運河。インレー湖周辺はバガンとは違って涼しいし、天気もよくて快適。


そして、湖に到着。インレー湖ではインダー族と呼ばれる人たちが湖上で生活しており、漁をしている人をよく見かけた。近づくと満面の笑みでポーズをとってくれた。あとで寸志を要求されたが…。

まず訪れたのはインテイン遺跡。きょうはたまたま五日市が行われていたので寄ってみた。市は山岳民族の人たちが多く来ていて、むかしベトナムのバックハで見た市場と似た感じで、生活用品や食料、家畜なんかが取引されていた。女の人はみんな黒い着物を着て、頭にカラフルなバスタオルという出で立ちだった。手作りの伝統的な服なのかなーと思っていたが、市場で普通に売られていた…。

そのあとインテイン遺跡に向かった。ここには数千もの仏塔が建っているのだが、大部分が崩れかかっている。人もほとんどいなくて、寂れた感じでよかった。一部の塔が修復されいるのだが、ほぼ新品に直されて、白と金で塗装されていたのは、ちょっと興ざめ。

その後、船着き場で例のお金持ち風(と決めつけているだけだが)のミャンマー人一家に三度目の遭遇。向こうは全く気づいていないがちょっと驚き(※写真とは無関係)。

その後、銀細工工場や機織り工場、葉巻工場を回った。すべて手作りなのだが、葉巻工場では手さばきのよさにびっくりした。


あと、湖畔に立つファウンドーウーパゴダという大きな寺院に寄った。ここではインレー湖のお祭りで使う船が止めてあった。鳥の頭や羽が取り付けてあって、たぶんフェニックスをかたどってあるのだが、ディズニーシーの水上ショーで出てくるやつのオリジナル版に違いない。

ここでも、昨日の韓国人カメラマンに遭遇。居合わせた子供の写真を取っていたのだが、無理やり襟を直させポーズをとらせて写真を取ったりと、傲慢な態度で酷かった。彼らといっしょに行動していたスペイン人がちょっと気の毒…。

あと首長族(パダウン族)に会えるというので行ってみた。もともとここに住んでいる訳ではなく、観光客目当てで引っ越してきたらしい。商魂たくましいね。
会ってみたものの特に感動はなかった。首あんまり長くないし。おばちゃんと孫?の3人だったけど、おばちゃんはちょっと首長かったかも…。

インレー湖では水草を湖面に浮かべて、その上で農業をしている。特にトマトが大々的に栽培されていて、その規模の大きさにびっくり。行けども行けども一面トマト畑。このトマトはここで加工された後、デルモンテやカゴメで使われているらしい(未確認情報)。

その後、ターペー寺院に寄った。ここは輪っかをジャンプしてくぐる猫がいることで有名。おれは見なかったけど、見た人の話では、エサで猫をつっているだけで、あんまりジャンプもしないので、ちょっと期待はずれらしい(これから行く人スミマセン)。

ここでお堂の中に気になるポスターが貼ってあった。自称「キムタク」を名乗るお坊さんに聞いてみたところ、仏教の説く33の階級を示しているそうだ(人間は一番下)。なんか右下にサタンみたいな挿絵が描かれているのだが…。
インパクトがでかかったので、ぜひお土産にしたいと思ったが、どこの土産物屋にも売ってなかった。特注品?

5:30ごろ町に戻ってツアー終了。ボートの兄ちゃんも同乗した日本人もいいやつで楽しかった。

その後、宿に戻るとバガンの宿であった日本人に再会したので、いっしょにメシにいった。ここでは魚の炒め物を頼んだがなかなかおいしかった。お土産をどうするか、とか旅行の話をした。中東をお勧めされたので、こんどはそっち方面にも行ってみるかな〜。
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